ファミリーゲレンデで楽しむフリースタイル。

■BUNNY HOP
バニーホップ?
バニーホップとはジャンプ台やアールをつかわずにその場で飛ぶトリックです。スノーボードやスケートでいう「オーリー」に近いです。上達すれば雪面のコブにあわせて飛んだり、クロスでのウオッシュボードのこなし、シーズン終わりのブッシュ越えまで楽しめる幅が増えます。多様化されスタイルが重視されるスクートライディングの中でもターン同様「核」となる動きです。必要なさそうなクロスレースのライダーもトップ選手になると鬼のような高さのバニーホップを習得していることも多く、ライディングを二次元>三次元へ広げてくれる最初の一歩です。まずは高さ50cmを目指して頑張りましょう!

シークエンス
全体の流れです。バニーホップは大きく分けて「フロントの引き上げ」と「踏み切り」の二つに分けることができます。他のトリックにもいえることですが、必ず「コツ」というものがあります。バニーホップの場合は見た目よりも力を使わないというのがポイントです。フロントを引き上げるときは手の力で無理やりあげるのでは無く(↑三コマ目)、体全体を後ろに倒してやりあくまで荷重移動で引き上げることと、踏み切ってリアを浮かせるのは足をストラップごと力でひきつけてやるのでは無く、ボードの反発力に逆らわないということです。(↑四コマ目)

アプローチ
腰を落としヒザを曲げて力をためます。フロントも力をためるようなイメージです。リズムを取るためにフロントを雪面に押し付けるイメージでハンドルに力を一瞬いれてもいいですね、雪面からの反発でフロントが上がりやすくなります。斜度が全くなくてもスケーティングのスピードで十分なので、レストハウスの前で空き缶などを越えてみるのもいい練習になると思います(ゴミは片づけましょう)高さや幅のあるものを越える練習をすることにより、アプローチスピードの調整や踏み切りのタイミングを図る練習にもなります。視線は真っ直ぐで!

踏み切り
踏み切りの瞬間です、後方に伸び上がっています。スクートと体の角度がキレイに一緒になります。腰をひいて手で無理矢理スクートをひっぱってもスクートはついてきません、体ごと重心を後にもっていくことが大事です。上手く引き上げれない場合は、一度止まった状態でフロントを引き上げる練習をしてみてください。出来ればゴロン!と後ろに倒れてしまうぐらい!腕で引き上げているうちは倒れるぐらいの引き上げは出来ません。腰を軸にスクートを引っこ抜くつもりで大胆に重心移動を行います。このときどこまでひきあげるかでバニーホップの高さが決まります、さらに高く飛びたい場合は、引き上げの状態からさらにハンドルをヘソのあたりにぶつけるイメージでスクートを立ててやります。リアボードのテール部分にはライダーの全体重が乗せられ、強力な瞬発力が溜められています

踏み切り2
そのすぐ後です。人間のほうが先に飛び上がっている状態です。まずは止まった状態で練習しましょう。ボードのテール部分に集中しているエネルギーを今度は抜重により上手く開放してやります。両足で軽く真上にホップする感覚でさらにヒザを軽く曲げてやりつつ重心を前方に移動します。なにかを飛び越えたり、ギャップに合わせる場合は上げたままのフロント部分が障害物やギャップを越えたところで踏み切りをスタートさせると上手く行きますよ

頂点
頂点です。腕を伸ばしてヒザを折り畳むことによってスクートを平行にします。板のバネを全開に使えば頂点で足とスクートはキレイに一体化します。手の使い方ですがボートのオールを漕ぐようなイメージで「一旦後ろに引いたオールを前に付き出してやる」感じです。同じ高さでも、この状態で長く耐えれれば滞空時間は長くなります

ランディング
ランディングはリアを早めに落とせば衝撃をやわらげることが出来ます。フロントとリアが同時につくように着地すると立ち直りが速いです。写真は少しバランスを崩しています、、。

アドバイス
どうだったでしょうか?上手くなってくるとスクートでの全く新しい可能性が見えてくると思います。滑らずにその場でも飛べるのでリフト待ちのときや準備体操のときに時間があれば練習してみてください

TEXT:KMN
PHOTO:"EVER SUMMER2"
THANX:VSOP ANTHONY
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